彼と彼女のヒミツな関係♪


「た、ただいま、ママ、おばあちゃんあのね..この人が大島蓮くん..
あたしの..あ、タマを助けてくれた人なの」


「初めまして、大島蓮です、宜しくお願いします!」


蓮くんが深々とお辞儀をする。


それにつられてあたしもお辞儀をする。


「どうして心がお辞儀するのよ」

ママがクスッと笑って

「さぁ中に入って」


通してくれる。


「心ちゃん、彼なのね、心ちゃんの一番大切な..」

「ち、違うもん!!ただタマを」

「はいはい、蓮君どうぞ」

「はい、お邪魔します!」



「うわ、すごいごちそう!!」

リビングのテーブルの上にはたくさんのごちそうが並んでる。


握り寿司に唐揚げ、サラダにフライ..どれもこれもあたしの大好きなものばかりだ。



「心は着替えてらっしゃい」

「はぁい、蓮くん待ってて?」

「うん」

少しだけご機嫌になった蓮くんの元に

「みゃー」

タマが近付く。

「やぁたま、元気そうだね?」


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