彼と彼女のヒミツな関係♪
崩れるように椅子に座って顔を隠す。
こんなんじゃあたし
大島くんに合わせる顔ないよ~~!!
「はいはい、人のせいにしないの」
チリちゃんの声と一緒に
キーンコーンカーンコーン
休み時間終わりのチャイムが鳴り始めた。
みんなが慌てて席に着く。
ふぅ~なんとかこれでごまかせたかな?
ため息をついていると
「なぁ黒崎って大島のこと好きなんか?」
西山くんが真剣な顔であたしを見つめる。
「うーん、いまいち好きとかそういうの
わかんないんだ」