彼と彼女のヒミツな関係♪
「落ち着いたか?」
「うん、ありがとう」
「なら良かった」
そう言ってニコッと笑う。
須賀くんはかっこよくて
男前で
成績も優秀で。
学校の女の子達の注目の的。
そんな彼がどうして僕みたいなヤツと
友達かというと
「そういえばさ、この前の本良かったよ」
「よかった、喜んでもらえて」
「犬の事、詳しく知れたし、さすが実家が動物病院だな」
「そんな事ないよ」
須賀君の家は犬を飼っていて。
患者さんとして僕の家の病院に来たのがきっかけで
仲良くなったんだ。