すき。ただ一言


生徒の群れを見ながら、少し離れた所で沙羅の戻りを待ってた。

「あ、チビ」

声がした方に振り返ると、廉発見・・・
あたしは、ため息をついて振り返るのを止めた。

またどーせ、からかいに来たに違いないんだからっ!!

無視無視!!


「おい、無視すんなよ」

「廉!!何やってんだよ?早く買って来いよ!!」



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