ずっと…
「おいしかったね」
おばあちゃんはもう寝ちゃって
三人でずっと話してた
あたしはタバコを吸いながら話してて
じゅんじゅんはなんだかソワソワしてる
「…まお」
「ん?」
「タバコ頂戴」
……………
そういう事か
「いいよー」
あたしはじゅんじゅんにタバコを一本渡した
「じゅんじゅんさんタバコ吸うんだねー」
美鈴が驚いた様子で聞く
隣に居るあたしもびっくり
でも見た目は
昔元ヤンでしたって感じはするけど
「ねぇじゅんじゅんさん」
「ん?」
「童貞?」
「ぶふっ」
美鈴のいきなりの質問に
あたしもじゅんじゅんも吹いた
「おま、いきなりかい」
あたしは笑いながら言う
「だって気になるじゃん」
「童貞じゃないよ」
………………
「っえぇー!!?」
あまりにも意外な返答に
美鈴もあたしもびっくり
「あ、そうなんだ…」
あたしとしてはちょっとズキッとした
「そうそう…」
あたしはある事を思い出して
おばあちゃんの部屋から
ある箱を持ってきた
「これ」
「何それ?」
じゅんじゅんはキョトンとしていて
あたしは苦笑いで
「それって、前の彼氏の…」
そう
美鈴が言った通り
前の彼氏との思い出が詰まった箱
プリや手紙を箱から出して
じゅんじゅんと美鈴で
ずっと見てた
「うわー、ほんとあいつないよね」
美鈴がそう言うから
「本当だよなー」って笑ってた
けど
じゅんじゅんは
手紙を一枚一枚見る度に眉間に皴を寄せてた
「…何が好きだよ」
じゅんじゅんはそう言って
手紙をグシャグシャにして投げた
「ふざけんなよ」
そう言ったら
美鈴とあたしは静かになって
あたしは財布から元彼とお揃いのドッグタグを出した
「これ、壊そ!」
「え?」
「いいから壊そ!」
そう言いながら
あたしはペンチとか持ってきて
三人で彼氏との思い出とバイバイした
手紙もプリも捨てて
「おら」
ドッグタグも真っ二つにした
おばあちゃんはもう寝ちゃって
三人でずっと話してた
あたしはタバコを吸いながら話してて
じゅんじゅんはなんだかソワソワしてる
「…まお」
「ん?」
「タバコ頂戴」
……………
そういう事か
「いいよー」
あたしはじゅんじゅんにタバコを一本渡した
「じゅんじゅんさんタバコ吸うんだねー」
美鈴が驚いた様子で聞く
隣に居るあたしもびっくり
でも見た目は
昔元ヤンでしたって感じはするけど
「ねぇじゅんじゅんさん」
「ん?」
「童貞?」
「ぶふっ」
美鈴のいきなりの質問に
あたしもじゅんじゅんも吹いた
「おま、いきなりかい」
あたしは笑いながら言う
「だって気になるじゃん」
「童貞じゃないよ」
………………
「っえぇー!!?」
あまりにも意外な返答に
美鈴もあたしもびっくり
「あ、そうなんだ…」
あたしとしてはちょっとズキッとした
「そうそう…」
あたしはある事を思い出して
おばあちゃんの部屋から
ある箱を持ってきた
「これ」
「何それ?」
じゅんじゅんはキョトンとしていて
あたしは苦笑いで
「それって、前の彼氏の…」
そう
美鈴が言った通り
前の彼氏との思い出が詰まった箱
プリや手紙を箱から出して
じゅんじゅんと美鈴で
ずっと見てた
「うわー、ほんとあいつないよね」
美鈴がそう言うから
「本当だよなー」って笑ってた
けど
じゅんじゅんは
手紙を一枚一枚見る度に眉間に皴を寄せてた
「…何が好きだよ」
じゅんじゅんはそう言って
手紙をグシャグシャにして投げた
「ふざけんなよ」
そう言ったら
美鈴とあたしは静かになって
あたしは財布から元彼とお揃いのドッグタグを出した
「これ、壊そ!」
「え?」
「いいから壊そ!」
そう言いながら
あたしはペンチとか持ってきて
三人で彼氏との思い出とバイバイした
手紙もプリも捨てて
「おら」
ドッグタグも真っ二つにした