《短》再スタートは君と
「…アイツね。浮気してた」
「おう…」
「つか浮気されてた」
「…おう」
「私何番目だと思う?」
「…さあ」
「…4番目だって」
机に伏せてるからよく見えないけど、前から椅子が動く音がした。
「…前私の名前他の彼女と間違ったとき何て言ったと思う?妹の名前だっつったわけ」
「…へえ」
「でもさ、アイツ前。俺一人っ子なんだよねって言ってたわけ。詰めが甘いよね」
「アホだな」
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