《短》再スタートは君と
「…我が儘で自己中だし」
「うん」
「ナルシだし?なんか恩着せがましいとことかあったし」
「うん」
「かっこいいし…たまに優しいし…」
「うん」
「本当…私」
「……」
「大好きだった、よ…っ」
…馬鹿みたい。
幼なじみのコイツにこんな、本音話しちゃって。
もう、前が見えないじゃない。
にじんで、にじんで。
机がぬれちゃう。
「好きだったの、本気だった…のに!」
「………」
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