【短】先輩、愛してます!
「あれ?君………
確か、誠二の彼女さんだよね?」





土手に座っていると、誰かに話しかけられた。





私は涙を拭い、声のする方に振り向いた。





「そうですけど………」

「誠二と一緒じゃないの?」


「………知りません」


「え?」


「失礼します」





私は頭を下げると、その場を去った。





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