先生とあたしのヒミツなその後♪


そう言って今度はもの凄い速さでこちらに来ると。


「ん」


急にキスを落としてきた。


あたし今・・

何してんの?




「これで許す」


長いキスを終えて先生は小さな声で言うと
あたしを力強く抱きしめた。


「先生」

「全く。この歳になっても嫉妬するなんてな」

「え?」


嫉妬?

今嫉妬って言った?


「嫉妬・・してくれたんですか」

ドキドキ

心臓が激しく動いてる。

この歳で今更乙女モード全開なあたし。


こんなのあたしも知らなかった。

あたしにこんな乙女な所もあるなんて・・

それは全て先生が引きだしてくれる。

新しいあたしをどんどん出してくれる。


「黙れ。」


肯定はしない


でも否定もしない。


そうだって思ってくれてもいいの?


あたしが思っている以上に

あたしの事を想ってくれてるって

そう思ってもいいの?



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