三つ葉のクローバー
そういって梨緒は探し始めた。
続いて訳もわからずままに真央も探した。
「あ。みっちゅ。」
あたしはひとつひとつ指さして、
「これがりお、やっくん、あたし」
そういってそのクローバーをポケットに押し込んだ。
「あった!!」
そう探しはじめてから時間もたってないのに、梨緒は叫んだ。
「まおみて!!あった!」
「おぉぉ!しゅごい!おめでと><」
「これでやっくんはりおのね?絶対だよ?とったらぜっこうだからね!」
「うん!!」
こんな重い約束。このころは軽く返事した。