【短】愛鍵。
本当はまこちゃんに会いたいよ


会いたくてたまらない

今すぐ抱き付きたいよ


でもそれ以上に怖い


頭の中にはずっとまこちゃんの傷ついた顔が浮かんでる


返信するかしないか迷っていると急に携帯が鳴った。


まこちゃん、から。


出ようか出ないか…


また迷っていたら携帯が静かになった。


一気に部屋中が静かになり、時計の針の音が規則正しく響いた。


いつのまにか涙が出て来た


このまままこちゃんと会わなくなっちゃうのかな…


2人の関係も崩れて


…自然消滅…?


考えただけで悲しくなる。


『寝よ…』


あたしはそのままベッドに横たわり眠った。

< 24 / 36 >

この作品をシェア

pagetop