【短】愛鍵。
「まじで?ありがとう!」
嬉しそうに笑うまこちゃん。
あたしもつられて嬉しくなる。
『じゃあまたね!!!』
「あ、待って、紗代」
まこちゃんの声に振り向くと、まこちゃんがあたしの手の中に何かを入れた。
・・・これ、まこちゃん家の鍵?
「これで、また夕飯作れよ」
少し頬を赤く染めて言う姿が愛しくて、あたしの鼓動が加速していった。
昨日までの悲しみなんて最初からなかったような気分。
あたしは久しぶりに元気に学校へ向かった。
「紗代ちゃん、おっはよ~っ。あれれ?今日はなんだか機嫌良いね」
ナツキがあたしの元に駆け寄ってくる。
するとミユがあたしを庇うようにあたしの前に立ってナツキを置いたままあたしの手を引いてくれた。
「シカト~?」というナツキの声が背中に聞こえたけど、あたし達は返事をしなかった。
ミユがあたしに「無視、無視」と笑った。
嬉しそうに笑うまこちゃん。
あたしもつられて嬉しくなる。
『じゃあまたね!!!』
「あ、待って、紗代」
まこちゃんの声に振り向くと、まこちゃんがあたしの手の中に何かを入れた。
・・・これ、まこちゃん家の鍵?
「これで、また夕飯作れよ」
少し頬を赤く染めて言う姿が愛しくて、あたしの鼓動が加速していった。
昨日までの悲しみなんて最初からなかったような気分。
あたしは久しぶりに元気に学校へ向かった。
「紗代ちゃん、おっはよ~っ。あれれ?今日はなんだか機嫌良いね」
ナツキがあたしの元に駆け寄ってくる。
するとミユがあたしを庇うようにあたしの前に立ってナツキを置いたままあたしの手を引いてくれた。
「シカト~?」というナツキの声が背中に聞こえたけど、あたし達は返事をしなかった。
ミユがあたしに「無視、無視」と笑った。