イケメン×イケメン〜99%恋に落ちる
『阿南、そんな顔するなよ。何も心配するな。』




龍人が優しく抱き締めてくれた。




祐介とは違う腕の中。




不安で堪らない私は龍人の胸に顔を埋めた。




『今日の阿南素直だな。』



その言葉に涙が溢れ出た。



私は大声を上げて泣いた。



『阿南、大丈夫だからな。』




龍人の声が祐介の声とダブった。




祐介私頑張るよ。




いつか又祐介たちと会えたらいいな。




私は泣きつかれてそのまま眠ってしまった。




目が覚めた時、私は大きなベットに寝ていた。




ここは、龍人と私の寝室?



寝室の向こうで話声がした。








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