イケメン×イケメン〜99%恋に落ちる
あまりのしつこさが頭に来た。




『今日田舎から親父とお袋が出て来るから休み取っただけ。』




潤が薄ら笑いを浮かべた。



「俺はてっきり妹に会いに行くかと思ったよ。」




潤、おまえは何者?




阿南の事を知ってる?




あの女に頼まれた?




俺はとぼけた。




『俺に妹はいないよ。』



「ふ〜んそうなんだ。」




潤何がいいたい?




おまえは全て分かっている。




俺は潤の視線を気にしながら、『潤が何を思ってるかしらないが、



俺には妹はいない。



潤、おまえが何をしようとしてるのか?分からない。


だが俺はおまえの事友達と思ってるから。』




潤が俺を見つめ、何事もなかったように、




立ち去った。








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