イケメン×イケメン〜99%恋に落ちる
私は部屋を飛び出した。





部屋の外に祐介がいた。




何で祐介がいるの?




『阿南迎えに来た。』




え、嘘、何で祐介がいるの?




私は固まったまま動けない。




「なんで、どうして祐介が?」




『阿南詳しく説明してれないんだ。



兎に角ここから逃げ出す。』




祐介が私の腕を引っ張る。



「祐介待って、私村上と今から結婚するの、逃げる事なんて出来ない。」




『大丈夫だから、啓介たちがうまくやってくれてる



阿南早く。』




早くったってウェディングドレスなんか着て走れる訳がない。







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