イケメン×イケメン〜99%恋に落ちる
この家の中で女らしくなんかしてらんない。




二階は男どもの部屋。




私は一人で一階の和室の部屋にいる。




そこは、母が借りていた部屋だった。



母と三浦大輔は幼馴染み。どうして母と私は三浦家にいたのかは知らない。




私の母亡くなった訳でく何処に行ってしまった。(祐介たちの母親は亡くなっている)




母は私をこの家に残し姿を消した。




そう私は兄たちと血の繋がりがない他人。




たけど、三浦大輔は私を家族の一員にしてくれた。




小学校入学の年松田阿南から、三浦阿南になった。




4人の兄たちは口は悪いが、私を本当の妹のように可愛がってくれる。




今もそう、私たちに血の繋がりなんて関係ない。




毎日大騒ぎで朝食を済ませ、みんなが出掛けるのを確かめて、




私は家を出る。




今日もいい天気だなぁ。








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