イケメン×イケメン〜99%恋に落ちる
俺は兄弟の中で一番背が高くて186cmある。




阿南の身長と釣り合う。




店の中を二人で腕を組んで歩くと、




みんなが振り向く。




みんなの視線が痛い。




『な、みんな俺たち見てるぞ。』




「うん、そうみたい。ホストが高校生連れて歩いてんだからさ。」




嘘、俺ってホストぽい?




「嘘だよ、別に良介ホストに見える訳じゃない。



良介見た目いいから、目立つんだよ。」




それは、阿南おまえもだろう。




高校の制服脱げばおまえはモデルみたいだぞ。




自分で気付かないのか?




『阿南はモテるだら? 』



「う〜ん、どうだろうね、私男に興味ないからさ。



あ、良介これ、可愛くない。」




阿南が指指したのは、熊の大きな縫いぐるみ。




阿南は小さい時から縫いぐるみが大好きだ。






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