イケメン×イケメン〜99%恋に落ちる
母親に買って貰った熊の縫いぐるみを、いつも持って泣いていた阿南。
寝るときはいつも一緒。
今もボロボロになった縫いぐるみと一緒に寝ている。
新しいのを買っても、その縫いぐるみを捨てられない。
母親に買って貰った唯一の物だから。
『阿南、ほしいなら買ってやるぞ。』
嬉しそうに笑う阿南。
「この大きなのじゃなくてこれがいい。」
阿南が欲しがったのは、小さめの親子の縫いぐるみだった。
母親の熊だろうか、小さな熊を抱っこしてる。
「良介は笑わないの?」
『何で?』
「だって、高校生にもなって縫いぐるみだなんてさ。」
『笑わねぇよ。ほら貸せよ。』
俺はレジでお金を払い、縫いぐるみを阿南に渡した。
「良介、今日は優しいんだね。」
『バ〜カ、俺は阿南にはいつも優しいの。』
阿南が嘘ばっかと笑った。
寝るときはいつも一緒。
今もボロボロになった縫いぐるみと一緒に寝ている。
新しいのを買っても、その縫いぐるみを捨てられない。
母親に買って貰った唯一の物だから。
『阿南、ほしいなら買ってやるぞ。』
嬉しそうに笑う阿南。
「この大きなのじゃなくてこれがいい。」
阿南が欲しがったのは、小さめの親子の縫いぐるみだった。
母親の熊だろうか、小さな熊を抱っこしてる。
「良介は笑わないの?」
『何で?』
「だって、高校生にもなって縫いぐるみだなんてさ。」
『笑わねぇよ。ほら貸せよ。』
俺はレジでお金を払い、縫いぐるみを阿南に渡した。
「良介、今日は優しいんだね。」
『バ〜カ、俺は阿南にはいつも優しいの。』
阿南が嘘ばっかと笑った。