俺の私の初恋
あの日
「ユキちゃんボクとけっこんして下さい」
ある日の夕方ボクはユキちゃんにプロポーズをした
きれいな夕日をバックに
ユキちゃんは驚いた顔をしている
「私でいいの?」
不安な顔でボクにたずねてくる
「うん.ユキちゃんしかいないから…」
ボクは笑顔でこたえる
「ユキ!トーヤのおよめさんになる!!」
ユキちゃんの顔がパッと明るくなった
「ユキ『たはら』から『たかざき』になるね」
ボクはユキちゃんの笑顔を見て泣いてしまった