-LOVE is CRYOUT-



「ん??彩ちゃんどした??顔赤いけど」

光希が私に言った。

「えっっ」
「本当だぁ彩乃どうしたの?」

「え、別になんも無いよ。暑いだけ」

「ほほーん」


玲が私をジロジロと見て来た。

「な、何よ?」


「光希、陸あんたら自分のクラス帰って」
玲が光希達に向かって言った。


「あぁ?何玲俺が会いに来て嬉しくないの?」

光希が玲に抱き着いた。

「分かったから、とりあえず今は帰って!!後で光希のクラス行くから」
「本当に?」
「本当に!!」

「分かった」
と言うと光希は玲から離れて教室から出ていった。



「ほんと単純なんだから」
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