-LOVE is CRYOUT-








「あのね、もしよかったらなんだけど....」

「うん?」


「創立祭一緒にまわらない?」


思いきって言った。

私はそっと陸の顔をみた。

陸はア然とした表情をしていた。


あぁ断られるかな



「....ま、まじで!?!?!?!?!?!?」


「え?」


「え、まじで!?いいの彩乃!?」

「うん!!」


「まじで!?よかったー。俺も誘おうと思ってたんだ。」

「そうなの!?」

「うん。まじ」

「じゃ、じゃあ一緒にまわってくれるの?」


「あったりまえじゃん」


そう言って陸は私の頭を撫でた。



よかったー。
すごく嬉しい。
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