-LOVE is CRYOUT-
‐創立祭当日‐
「彩乃ー」
教室ドアから顔を出しているのは陸だ。
「陸」
「おまたせ」
「んじゃ行こっか?」
「うん!!」
「どこ行きたい?」
「陸のクラス行きたい!!」
「いいよ。今ちょうど光希がタコ焼き焼いてるかもな」
う....なんか光希がタコ焼き焼いてる姿をすごく見てみたい。
「行こう!」
ガラガラ
陸のクラスのドアを
開けると意外と人が
たくさんいた。
「あ、光希だ」
「やっぱタコ焼きつくってんじゃん」
光希は必死にタコ焼きをつくっていた。
なんだかその姿が面白い。
「よ!!光希」
陸が光希に話しかけた。
「陸!?彩ちゃんも」
すると「光希!!お前どんだけタコ焼きつくんの下手やねん!?下手すぎんのにも程があるやろ!?」
「渡辺....」
関西弁だ....
すると関西弁の人と目があった。