-LOVE is CRYOUT-
この後も私達はずっと楽しく過ごした。
「もう6時かそろそろ帰るか」
「うん、そだね」
疲れたー。
そして私達は地元の駅まで帰って来た。
「今日人多いねー」
「そだなぁ」
「ねぇ陸」
そう言って陸の方を向くと陸はある一点を見つめていた。
陸の視線は人ゴミに向いているのは分かるが
誰を見ているのかが分からない。
「陸?」
陸は反応しない。
「陸?」「陸!?」「陸!!」
いくら叫んでも陸は反応しない。
陸?....
その時私はなんだか闇に包まれた気がした。
そうこれが悲劇の
始まりだっんだ....