-LOVE is CRYOUT-



私はゆっくりと後を振り向いた。




私のすぐ後で陸が倒れていた。
「陸...?」
だが陸はケガをしていない。


私は周りを見渡した。


すると10メートルぐらい離れた所に春菜が倒れていた。
春菜からは沢山の血が出ている....
動かない....


「う....」

陸が起き上がった。


「何がおきて......春!!!!!!」


陸は春菜に気付き、春菜の元へと入っていった。

「春!!春!!しっかりしろ!!」

「り....く..」

「春!!誰か救急車を!!」


「さっき呼びました!!もうすぐ来ます!!」


「ありがとうございます!春!!」


「り....く..よかっ..た....陸が....無事で....」

「春何言ってんだよ!?なんで俺なんかを」


「だって...わた..し...陸の..事....大好き....だもん....」


私はただ立っている事しか出来なかった....


その後すぐに救急車は来た。
私と陸も救急車に乗って....
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