三十路の夢と現実
桜は、



「お断りします。」



と言い、その場を立ち去ろうとした時、



水木は、桜の鞄にどさくさに紛れて、



再度自分の名刺をいれた。



もちろん桜は、名刺を入れられたことにさえ気付いていなかった。



< 8 / 20 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop