キミガイタ120日
朝。
いつものようにツバサと登校。
しかし今日は屋上に直行。
今日はなんかゆったりしたい気分。
「アズサぁ、うちら、負けたんかな?」
不意にツバサが呟く。
「そうなのかもね、。」
だって、あの時、あの男が居なければ…、。
「…もぉ、諦めモード?」
「なわけないよ!!」
そう、なわけない。
あんなことで引き下がってたまるか。
まだまだこれからだっての。
「だよね!良かった。」
あたし達はこれからどうやってあいつらに立ち向かうか、話し合った。
手掛かりになるのが、あの、謎の男。