キミガイタ120日
「アズサ!!」
屋上で寝転んでいるあたしを呼ぶ大声。
ツバサだった。
「どした?」
「すっげぇ情報手に入れちゃった♪」
そう言って彼女は一枚の写真とそのネガをあたしに手渡した。
そこにはスギウラサトルといかにも危なそうな見知らぬ人と、ある物がはっきりと写されていた。
「あたしの知り合いがね、アイツのあとを着けてくれてさ?そしたら、こ~んなヤバい情報手に入っちゃってッ!」
ヤバい情報。
それは、スギウラサトルが