愛してるダーリン -2ed season-
真『…うちな階段落とされた時、大島さんに言われた事の意味が分らへんかってん。
せやけどお見舞いに来てくれた時、うちと1度も目を合わせてくれんかった時は、疲れてるだけや思っててん。
せやけど、退院して、部屋帰って、荷物の中から携帯見つけてメール見た時、全てが繋がったって思ってん。
階段落とされた時、言われた事も、たけちゃんが目を合わせてくれへんかった事も、全部全部大島さんの策だって、気付かんと、まんまと騙されて、おかしなって自分で自分の髪の毛、切ってもうてん』
俺は、真莉の話を黙って、聞いててん。
せやけど、真莉が髪の毛を切ったって話は初めて聞いてん。
俺は、自分が犯した罪の重さを更に知ってん。
真『…髪を切ったんは、よう覚えてへんねん。
せやけど、たぶん、前にたけちゃんが“うちの黒くて細くて長い髪が好きや”って、言うてくれた事が頭のどこかにあってそれを壊したなったみたいやねん。
その時、うちは、勝手に最愛の人に裏切られたんやって。
それからは翔ちゃんにも絵里にも由美ちゃんにもいっぱい、いっぱい、迷惑かけてもうてん。
それで、その時は、信じてもうてたから、たくちゃんは、優しいから絶対に自分で言われへんからって、思うて、うちから別れを伝えてん。
引越しも、うちが勝手に決めて、翔ちゃんにお願いしてん。
引越ししたんは、たけちゃんに会いたくなかったから、話たくなかったから、触れられたくなかったから…。
どれか一つでも当てはまってしまったらうちの決意が鈍ってまうから、翔ちゃんにも絵里も由美ちゃんにもうちの居場所もうちの話も全て誰にも話さんで欲しいって、お願いしてん』
健『それで、拓斗に聞いても、絵里は、何も教えてくれんって言うとったんか。
…ごめんな、真莉を傷付けた事も、綺麗な髪も、全部含めて、ホンマにごめんな…』
真『たけちゃん、頭上げて、お願い…』
健人は、ゆっくりと頭を上げた、すると、真莉が、また話し始めた。
せやけどお見舞いに来てくれた時、うちと1度も目を合わせてくれんかった時は、疲れてるだけや思っててん。
せやけど、退院して、部屋帰って、荷物の中から携帯見つけてメール見た時、全てが繋がったって思ってん。
階段落とされた時、言われた事も、たけちゃんが目を合わせてくれへんかった事も、全部全部大島さんの策だって、気付かんと、まんまと騙されて、おかしなって自分で自分の髪の毛、切ってもうてん』
俺は、真莉の話を黙って、聞いててん。
せやけど、真莉が髪の毛を切ったって話は初めて聞いてん。
俺は、自分が犯した罪の重さを更に知ってん。
真『…髪を切ったんは、よう覚えてへんねん。
せやけど、たぶん、前にたけちゃんが“うちの黒くて細くて長い髪が好きや”って、言うてくれた事が頭のどこかにあってそれを壊したなったみたいやねん。
その時、うちは、勝手に最愛の人に裏切られたんやって。
それからは翔ちゃんにも絵里にも由美ちゃんにもいっぱい、いっぱい、迷惑かけてもうてん。
それで、その時は、信じてもうてたから、たくちゃんは、優しいから絶対に自分で言われへんからって、思うて、うちから別れを伝えてん。
引越しも、うちが勝手に決めて、翔ちゃんにお願いしてん。
引越ししたんは、たけちゃんに会いたくなかったから、話たくなかったから、触れられたくなかったから…。
どれか一つでも当てはまってしまったらうちの決意が鈍ってまうから、翔ちゃんにも絵里も由美ちゃんにもうちの居場所もうちの話も全て誰にも話さんで欲しいって、お願いしてん』
健『それで、拓斗に聞いても、絵里は、何も教えてくれんって言うとったんか。
…ごめんな、真莉を傷付けた事も、綺麗な髪も、全部含めて、ホンマにごめんな…』
真『たけちゃん、頭上げて、お願い…』
健人は、ゆっくりと頭を上げた、すると、真莉が、また話し始めた。