愛してるダーリン -2ed season-
健『はい』

真『ありがとう』

健『なぁ~…真莉』

真『ん?なに?』

健『おまえ、このまま、ここのマンションに住むん?』

真『えっ!?なんで?!』

健『…やって、真莉が、あのマンション出ってたのんて、俺に会いたなかったからやろ?
せやったら、戻ってこんのかなって…』

真『そやけど…』

健『あんなさっき、晴一ちゃんに電話してんやんか』

真『うちが、部屋に居った時?』

健『おん…そん時な聞いてん、部屋まだ空いてるかってしたら、おまえ覚えてる?
最上階の4LDKの部屋があんの』

真『おん、覚えてるよ。
せやけど、そこ、うちらと同じ職種の方が住んでたやん!』

健『そやねん!
せやけどな、真莉が引越しして、3ヶ月ぐらい過ぎた時に、その人も引っ越してんて。
で、まだそこ、今も空いてんねんて…せやからそこで俺と一緒に住まへんか?』

真『…えっ』

健『嫌か?』

真『…嫌なわけあらへんやん!せやけど…』

健『俺…もう、真莉を離したないねん!
せやから、俺と一緒に住んでくれへん!』

真『うちもたけちゃんと一緒に住みたい。
ずっと、一緒に居りたいもん。
せやけど翔ちゃんにも相談せんと…』

健『おん、翔太くんも一緒でええやん!4LDKもあるんやで!』

真『そやね、翔ちゃんに言うてみる!』

健『おん、それとな…』

真『…ん?』

健『…真莉の事務所って、恋愛OKなんだよな?』

真『…おん。
OKやで、別に誰と恋愛しようが、悪い事しない限り、うちの事務所は、基本、何でもOKやけど…なんで?』

健『…俺な』
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