愛してるダーリン -2ed season-

たけちゃんの言うた事に正直うちは、ビックリしたんやけど、素直にむっちゃ嬉しいかってん。
それから、うちは、翔ちゃんに電話して、たけちゃんとの事と、引越しの事を話してん。
たけちゃんとの事は、むっちゃ、自分の事の様に喜んでくれてん。
引越しの事は、最初は、あんまり乗り気やなく、嫌がっててんけど…。
翔ちゃんの部屋も一緒だと伝えると、とたんにＯＫが出ててん。
妹ながら、この兄は、どんだけ寂しがりやなんやって、思てんけど、そんなこんなで、翔ちゃんとの電話を切って…。
その間にたけちゃんが晴一ちゃんに電話してくれて、最上階の部屋に引っ越す事が決まってん。
せやから、うちも由美ちゃんに電話してん、したら、たけちゃんのとの事もむっちゃ喜んでくれて、引越しの事もＯＫしてくれてん。

せやけど、これからまた、むっちゃ忙しなるから、大丈夫なら、明日、引越ししてまえって、なってん。
急な展開にうちもたけちゃんも引き気味になってもうたんやけど、うちの事務所のスタッフさんが、明日なら、大勢空いてるから、フル動員したら、すぐ、終わるからって事で、明日、急遽、引越しする事になってん。
せやから、たけちゃんも急いで、晴一ちゃんに電話して、明日の入居をお願いしたら、ＯＫで全部、入ってすぐ住める様にしといてくれるらしいねん。
さすが晴一ちゃん。

それから、由美ちゃんの知り合いの引越し屋さんに連絡を取ってくれたみたいで夕方過ぎに業者さんが、ダンボールとかを持ってきてくれてん。
洋服類だけ、取り合えず、詰めとこうゆう事になって、たけちゃんが翔ちゃんのを詰めてくれてん。
うちは、自分のを詰めてん。
まだ、前の時から、引越しして、５ヶ月しか経ってへんから。
まだ、ダンボールに入ったままな物もあって別の空いてる部屋にそのままにしてあるのもあったから、準備も、簡単に終わってん。
その日は、また、たけちゃんとうちは、仲良くふたりで、眠りについた。