愛してるダーリン -2ed season-
~Shota side~
俺たちは、全国ツアーの最終的な打ち合わせで、事務所の会議室みたいな所にメンバー全員で居った。

その時、突然、俺の携帯が鳴り響いた。
その、電話の主は、真莉のマネージャーの由美さんで俺は、慌てて、その場で、電話に出たんや。

翔『はい、もしもし?』

“…もしもし!真莉のマネージャーの月島由美です!
今、大丈夫ですか?!“

翔『あ~、はい…なんでしょうか?』

“あの直ぐに、○×病院まで、行って下さい!絵里が、先に行ってますんで!!”

翔『えっ!真莉になんかあったんですか?!』

健『…翔太くん?』

“テレビ局の階段から、落ちて意識不明なんです!”

翔『はぁ~!!どういうことなんですか?!』

省『おい、翔太?どないしたんや?!』

“今の最新の状況は、私にもまだ、分からないので、直ぐに病院に行って下さい!
私が付いていなが、申し訳ありません!!“

翔『いえ、そんな…分かりました!
直ぐに行きます!○×病院ですね!はい、では…』

ピッ

健『翔太くん!真莉に何があったんですか?!』

省『翔太?!』

『『翔太くん?!』』

翔『空が…階段から、落ちて意識不明らしいねん…。
で、今は、絵里が、付いてるらしいねん。』

拓『絵里が!?』

翔『社長!すんません。俺…行かせて下さい』

社長『行ってきなよ!
絵里ちゃんって、今井の妹だよね?!
だったら、翔太と今井と神崎も行ってきなよ!!』

『『『はい、すみません!』』』

拓『俺も!』

慶『拓斗、ここは、3人に任せようや!』

拓『…おん』

省『ちゃんと、状況が分かったら、連絡入れるからな!』

『『おん』』
バタン

こうして、俺らは、タクシーで、○×病院へと向って、今に至るわけや。
健人のやつ、なんや、心当たりでもあるんか。
直ぐにあの女優の名前も出て来たしや、せやけど、あいつは、俺と同じで、話さなへんからな~。
取り合えず、話してくるのを待つしかないんやけど…。
なんや、この変な胸騒ぎみたいなのんは、これ以上、なんも起きんかったら、ええねんけどな~…。
それにしても、この気持ち悪い感じは、なんなん…。
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