愛してるダーリン -2ed season-
それから、1年くらいが過ぎた頃…。
俺らが20歳になった年の10月26日。
この日は、昼間も天気は良くて、夜には、星がいっぱい、見えて、とても、キレイな空やってん。
その日は、たまたま、俺ら青の空のも真莉たちマリオネットも、大阪での仕事やってん。
しかも、2組とも次の日から、2日間オフやってん。
今考えると、その偶然は、きっと、神様が居るなら、その神様からの最終警告みたいなものやったんかなって、思うねん。

その日、俺らBlue Skyのは、仕事が終わって、真莉たちマリオネットと、合流して飯食って、午後11時頃に解散して、俺と真莉、翔太くんで、家に帰ってん。
それから、俺と真莉は、俺の部屋で、2人で、久々に色んな話しとった時やった。
忘れもしない午前1時15分…着信“海斗”
俺は、驚きながらも、電話に出たんや。

健『もしもし?…海斗か?』

“…おう、久しぶりやな”

健『そうやな。すまんかったな、全然、連絡出来んと…』

“なに、言うてんねん!おまえ等は、売れっ子さんやないか!
そういえば、真莉とは、どないやねんな~?”

健『売れっ子って…真莉とか?上手くいっとるで
今も隣に居るで、変わろうか?』

真『ん?なに?』

“おっ、声聞こえてるで!”

健『代わるか?』

真『おん』
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