愛してるダーリン -2ed season-
翔『大丈夫か?おまえの事やから、また、自分を責めてんのやろ?
真莉、責めんでええねん!
おまえも健人も自分を責め過ぎんねん!』

真『…やって…』

翔『…健人の話聞いても、おまえは、好きなんやろ?』

真『…おん…』

翔『そうか、分かったで。
それとな…記者会見の事や』

真『…おん…』

翔『…なんの記者会見か言うとな…』

真『…おん…』

翔『…海斗の事や』

真『えっ!』

翔『…涙、止まったやんけ』

真『やって、翔ちゃんが海斗の事…』

翔『…今回の事の発端は、健人の事を狙ってた、大島なんやけど、どこから、知ったか分からんけど、海斗の話を使って、健人を脅してきてん!
せやから、社長に全て話したら、大島の事は、社長が僕に任せろ言うてん。
で、また、同じ事が起きんとは、限らんからゆう事で、その前に自分らから、全部、話してまえって。
で、明後日、記者会見する事になってん。
今頃、うちの事務所とおまえんとこの事務所で、話合うてるんやないか?』

真『…うん、そうかもしれんね。』

うちは、正直ビックリした。
海斗の事を記者会見するなんて…。

せやけど、海斗の想いを叶える為には、こんな所で、足踏みしてられんねん!
そして、次の日の朝、由美ちゃんから電話がかかって来て、異例やねんけど、合同で、うちらも一緒に記者会見をする事になってん。
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