ハル恋 Harukoi
第一章
「ん・・・」
ブラインドのわずかな隙間から、近所のコンビニあたりをみつめる。
外はまだ、暗い。
目覚まし時計を片手にとり、時刻をみる。
5:56 ....
今日はやけに起きるのが早い。
理由は自分が一番わかってるハズなのに、なぜかそんなことを思っていた。
『明日はいょいょ入学式だねっっ(^o^)クラス楽しみゃあ↑↑★』
親友からのメールを思いだし、心が高ぶる。
そう・・・今日は憧れの「中学校」への入学式なのだ。
楽しみな事があると無意識のうちに早起きしてしまうのは昔からの癖で、
入学式なんて6年ぶりで、ごもっとも な感じだ。
ガチャ・・・トントン・・・トン・・・
ドアの音と階段をおりる音が聞こえる。お母さんが起きたようだ。
時刻は6:12に表示が変わっている。
外はすでに明るくなりはじめ、ブラインドから若干光が差し込んでいる。
こんなすがすがしい気持ちで迎える朝ははじめてな気がする。
ストッ パタパタパタ・・・ガチャ・・・バタン。
スリッパをはいて、急いで一階へ向かう。
あぁ、これから3年間の新しい生活がはじまるのだ。
胸の高鳴りをおさえきれないまま、リビングにくつろぐ家族に微笑んだ―――。
ブラインドのわずかな隙間から、近所のコンビニあたりをみつめる。
外はまだ、暗い。
目覚まし時計を片手にとり、時刻をみる。
5:56 ....
今日はやけに起きるのが早い。
理由は自分が一番わかってるハズなのに、なぜかそんなことを思っていた。
『明日はいょいょ入学式だねっっ(^o^)クラス楽しみゃあ↑↑★』
親友からのメールを思いだし、心が高ぶる。
そう・・・今日は憧れの「中学校」への入学式なのだ。
楽しみな事があると無意識のうちに早起きしてしまうのは昔からの癖で、
入学式なんて6年ぶりで、ごもっとも な感じだ。
ガチャ・・・トントン・・・トン・・・
ドアの音と階段をおりる音が聞こえる。お母さんが起きたようだ。
時刻は6:12に表示が変わっている。
外はすでに明るくなりはじめ、ブラインドから若干光が差し込んでいる。
こんなすがすがしい気持ちで迎える朝ははじめてな気がする。
ストッ パタパタパタ・・・ガチャ・・・バタン。
スリッパをはいて、急いで一階へ向かう。
あぁ、これから3年間の新しい生活がはじまるのだ。
胸の高鳴りをおさえきれないまま、リビングにくつろぐ家族に微笑んだ―――。