ハル恋 Harukoi
「あーっ終わったあ!おつかれさまっ」
「ここのバカ岩田はさぼってましたけどねw」
「ちょっ竹林!ばかじゃないもんっw」
「「さぼりは認めたw」」
満場一致、声そろえていわなくても・・・
・・・なんだかんだで作業が終わった。
外はとても暗い。
学年職員室の時計をのぞくと、針は7時をさしていた。
「さ帰ろうかっ!最後のひと電気けされー」
わっみんないっちゃった!うちさいごじゃんっ
「あっマキコまってよーっ一人にしないでよーっw」
パチッ・・・パチッ・・・
すべての電気が消えたことを確認した。
「かえろっ・・・・マキコー?まってってばー」
下駄箱にはマキコの姿がなかった。
どうやら先にチャリ小屋にいってしまったようだ。