俺様ヤンキーと秘密の1週間☆
私は明那を碧兄に預け晴羅ちゃんに抱きついた。
晴羅ちゃんは私のいとこ。
女の子なんだけど…妙に格好いい。
私よりも年上で、碧兄と付き合ってる。
「今日はどぉしたの?晴羅ちゃん」
晴羅ちゃんがこの家にくるのは珍しい。
碧兄も、あんまりこの家に晴羅ちゃんを招待しない。
一体、なんでだろ?
「実は、みんなに話があるんだ」
そう言って、晴羅ちゃんは真剣な顔になった。
「話?何だよ話って?」
蒼空兄がキョトンと首を傾げる。
「実は…」
ガラッ!!
「おい、明梨いるか?」