最後の恋
1章 出会い
『新郎新婦の、退場です。皆様あたたかい拍手を・・・・・・』
フー・・・
披露宴会場の裏手でこっそり、ため息をつく。
今回も無事、終わりそう・・。
「はあ~。・・・さっ、次々・・・」
自分で自分に気合い入れてこっそりその場を後にする。
披露宴は終わっても、まだまだ仕事は残っているんだから・・・。
私、真野 浅姫(まの あさぎ)
このホテルで、ウェデイングプランナーをしてる。
こんな仕事してても、独身。
28歳。もうすぐアラサー。
でも、別に焦ってない。
結婚したいとも思わない。
別に、他人の幸せを願ってないわけでもないよ。
この仕事してるし。
でも、家族ってものに縁がなかった私にとって、
結婚へのあこがれもない。
だからこそ、この仕事ずっと、やっていられてるのかも・・・。
フー・・・
披露宴会場の裏手でこっそり、ため息をつく。
今回も無事、終わりそう・・。
「はあ~。・・・さっ、次々・・・」
自分で自分に気合い入れてこっそりその場を後にする。
披露宴は終わっても、まだまだ仕事は残っているんだから・・・。
私、真野 浅姫(まの あさぎ)
このホテルで、ウェデイングプランナーをしてる。
こんな仕事してても、独身。
28歳。もうすぐアラサー。
でも、別に焦ってない。
結婚したいとも思わない。
別に、他人の幸せを願ってないわけでもないよ。
この仕事してるし。
でも、家族ってものに縁がなかった私にとって、
結婚へのあこがれもない。
だからこそ、この仕事ずっと、やっていられてるのかも・・・。