最後の恋
「っ・・・。っ・・・・。ヒック・・・」

自分の部屋について、玄関のドアを背に、うずくまった。

涙は、全然止まらない。

止まるどころか、さらにさらに溢れてくる。

足の力も抜けて、立つことすら出来ない。

泣いて泣いて、嗚咽も出て、もう自分ではどうにも出来ない。

斗馬のお母さんの言葉が心に刺さったまま・・・。






『あなたとの結婚は認められない。

結婚は家と家とのつながりなの。

ご両親がいない、あなたのことは認められない。

だからあなたから、斗馬とは別れて下さい。』












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気が付いたら、私は玄関にうずくまったままだ。

どうやら、泣き続けて、そのまま眠ってしまったらしい。

外は暗い。

まだ、夜中・・・?

そのまま、携帯を開く。

斗馬からはメールすら、きてない。

もう、終わりなの・・・・・?

もう、私のことは嫌い・・・・・?

もう・・・・・・・。






私はいらないの・・・・・?











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