最後の恋
「それは、俺の役目ですよ。」
後ろから声がして振り返ると、花婿さんの長谷君が・・・。
「ふふっ。浅姫のこと心配で見に来たの?」
ちょっとからかってみる。
「そうです・・・。」
照れながらでも、本音を隠さない男。
こんな男、なかなかいない・・・。
「では、30分したら、お着替えが始まりますが、それまでごゆっくり~」
浅姫のことが大好きで、たまらない男。
今、二人きりにするのはまずい?
そう思ったけど、とりあえず、時間を決めとけば・・・・。
「ふふ」
あまりにも、かわいい二人に思わず笑みがこぼれる。
今日の二人の式は、人前式。
でも、ただの人前式ではない・・・。
今日は、このホテル初、ロビーでの公開人前式なのだ。
そもそも、こうなったのは、浅姫のことを娘のようにかわいがっている営業部長の提案だった。
もともと、浅姫は式はする気はなくて、籍だけ入れればそれでいいと言っていた。
でも、浅姫のお母さん代わりの叔母さんや、長谷君が花嫁姿を見たいと言ったらしく、身内でこっそりしようということになった。
でも、ホテル関係者の二人が、よそのホテルで出来るはずもなく・・・。
ウチのホテルで、比較的空いている時にしようと言うことになった。
でも、営業部長が浅姫らしい式をさせてあげたいといって、こういう形になった。
公開なのは、ホテルの従業員もお祝いできるように。
そして、より多くの人からのおめでとうを浅姫に送りたいから。
後ろから声がして振り返ると、花婿さんの長谷君が・・・。
「ふふっ。浅姫のこと心配で見に来たの?」
ちょっとからかってみる。
「そうです・・・。」
照れながらでも、本音を隠さない男。
こんな男、なかなかいない・・・。
「では、30分したら、お着替えが始まりますが、それまでごゆっくり~」
浅姫のことが大好きで、たまらない男。
今、二人きりにするのはまずい?
そう思ったけど、とりあえず、時間を決めとけば・・・・。
「ふふ」
あまりにも、かわいい二人に思わず笑みがこぼれる。
今日の二人の式は、人前式。
でも、ただの人前式ではない・・・。
今日は、このホテル初、ロビーでの公開人前式なのだ。
そもそも、こうなったのは、浅姫のことを娘のようにかわいがっている営業部長の提案だった。
もともと、浅姫は式はする気はなくて、籍だけ入れればそれでいいと言っていた。
でも、浅姫のお母さん代わりの叔母さんや、長谷君が花嫁姿を見たいと言ったらしく、身内でこっそりしようということになった。
でも、ホテル関係者の二人が、よそのホテルで出来るはずもなく・・・。
ウチのホテルで、比較的空いている時にしようと言うことになった。
でも、営業部長が浅姫らしい式をさせてあげたいといって、こういう形になった。
公開なのは、ホテルの従業員もお祝いできるように。
そして、より多くの人からのおめでとうを浅姫に送りたいから。