赤い水たまり
そうだ、自分が大っ嫌いだった。
だからキズをつけた。
居なくなりたい…それだけだった。
私の内に闇が出来たのだ。
今は夜中の3時…
病院に行く気なんて更々なかった。
明日は仕事だった。
ふと思った。
職場のみんなはどんな反応をするんだろう。
彼氏が行方不明になって1週間たったぐらいから食事をとらなくなっていた私を同僚はこう言った。
【ゆりか~最近、昼全然食べて ないじゃん。無理なダイエッ トは逆効果だよ~】
…彼氏が行方不明なんてとても言い出せ無かった。
そして、また手首を見る。
肉と脂肪が見えている…赤い水も止まる様子はない…。
だからキズをつけた。
居なくなりたい…それだけだった。
私の内に闇が出来たのだ。
今は夜中の3時…
病院に行く気なんて更々なかった。
明日は仕事だった。
ふと思った。
職場のみんなはどんな反応をするんだろう。
彼氏が行方不明になって1週間たったぐらいから食事をとらなくなっていた私を同僚はこう言った。
【ゆりか~最近、昼全然食べて ないじゃん。無理なダイエッ トは逆効果だよ~】
…彼氏が行方不明なんてとても言い出せ無かった。
そして、また手首を見る。
肉と脂肪が見えている…赤い水も止まる様子はない…。