Boys Kissシリーズ・『突然のキス』
息も出来ないほどの強い抱擁は、イヤじゃない。
だから抵抗しない。
彼とは、近隣の高校の生徒会の交流会で知り合った。
彼は有名私立の生徒会長。明るく行動的で社交的。
自分とは正反対のタイプだと、一目で気付いた。
自分は生徒会書記。無口で、人付き合いがヘタなタイプだった。
人はキライじゃない。
けれど人の心は複雑過ぎて、分かりにくかった。
だから距離を置いていた。
なのに彼はどんどん自分の領域に入ってきた。
不思議とそれをイヤとは思わなかったので、そのまま受け入れていた。
だけど今日、交流会が終わった後の生徒会室で、いきなり彼に抱き締められ、キスされた。
だから抵抗しない。
彼とは、近隣の高校の生徒会の交流会で知り合った。
彼は有名私立の生徒会長。明るく行動的で社交的。
自分とは正反対のタイプだと、一目で気付いた。
自分は生徒会書記。無口で、人付き合いがヘタなタイプだった。
人はキライじゃない。
けれど人の心は複雑過ぎて、分かりにくかった。
だから距離を置いていた。
なのに彼はどんどん自分の領域に入ってきた。
不思議とそれをイヤとは思わなかったので、そのまま受け入れていた。
だけど今日、交流会が終わった後の生徒会室で、いきなり彼に抱き締められ、キスされた。