Sweet☆プリンセス
「きゃー、ヤダヤダくすぐったいって!」
「動くなよ」
あーもー。 さっきまで大人しかったくせにどうして動くんだよ。
動いたらやりずらいだろ? こちょこちょが。
「もう、やだぁ~」
右に転がり左に転がり…… 忙しいやつ。
「やだやだやだぁ~」
顔、真っ赤じゃん。
リンゴ…… いや、トマトだな。
まおの脇腹から手を離した。
ちょい休憩。 まおがあちこち動くから疲れたし。
「んもー、いっくんのバカッ」
これだ、これ!! まおが“いっくんのバカッ”って言った時のこの顔が可愛いんだよ。
つい、これを見たさだけにイジメちゃうんだ。
真っ赤な顔して、目はウルウル…… 無意識なんだろうが、俺の心臓をとてつもない大きな矢が射ぬいていく。
「まおちゃん、電話鳴っているよ?」
「動くなよ」
あーもー。 さっきまで大人しかったくせにどうして動くんだよ。
動いたらやりずらいだろ? こちょこちょが。
「もう、やだぁ~」
右に転がり左に転がり…… 忙しいやつ。
「やだやだやだぁ~」
顔、真っ赤じゃん。
リンゴ…… いや、トマトだな。
まおの脇腹から手を離した。
ちょい休憩。 まおがあちこち動くから疲れたし。
「んもー、いっくんのバカッ」
これだ、これ!! まおが“いっくんのバカッ”って言った時のこの顔が可愛いんだよ。
つい、これを見たさだけにイジメちゃうんだ。
真っ赤な顔して、目はウルウル…… 無意識なんだろうが、俺の心臓をとてつもない大きな矢が射ぬいていく。
「まおちゃん、電話鳴っているよ?」