Sweet☆プリンセス
つーか、普段ならまおの方が起きるのは遅いし。
俺はまお程、朝は弱くない。
「まおちゃん、スイカとメロンがあるんだけど……。 どっちが食べたい?」
「えっ! いいんですか?」
スイカとメロンねー。
それってこの間、母さんの実家から送られてきたやつじゃん。
俺的にはスイカがいいな。
「んー、じゃあ……」
まお“スイカ”って言え。 “スイカ”って言うんだ。
俺はトーストにかじりつきながら“スイカ”と視線を送った。
「いっくんはどっちがいい?」
「ん、俺?」
まさか、俺に聞いてくるなんて思ってもいなかった。
「樹は“メロン”好きだよな」
ちょっと待て、クソジジイ!
何、勝手に俺を“メロン好き”って印象をまおに与えているんだよ。
俺がメロンよりスイカの方が好きだって、ガキの頃から知ってんだろうが!
だから“クソジジイ”って言われるんだよ。
クソジジイ!
俺はまお程、朝は弱くない。
「まおちゃん、スイカとメロンがあるんだけど……。 どっちが食べたい?」
「えっ! いいんですか?」
スイカとメロンねー。
それってこの間、母さんの実家から送られてきたやつじゃん。
俺的にはスイカがいいな。
「んー、じゃあ……」
まお“スイカ”って言え。 “スイカ”って言うんだ。
俺はトーストにかじりつきながら“スイカ”と視線を送った。
「いっくんはどっちがいい?」
「ん、俺?」
まさか、俺に聞いてくるなんて思ってもいなかった。
「樹は“メロン”好きだよな」
ちょっと待て、クソジジイ!
何、勝手に俺を“メロン好き”って印象をまおに与えているんだよ。
俺がメロンよりスイカの方が好きだって、ガキの頃から知ってんだろうが!
だから“クソジジイ”って言われるんだよ。
クソジジイ!