ローソ
「おい・・・」

光は顔の色ひとつ変えず、二人に話しかけた。彼らは睨みつけるように光に顔を向ける。
光は彼らを見上げながら

「チャレンジャーなんですけど?」

と言った。すると、さっきまで睨んでいた顔がすっと変わり、笑った顔になる。別に黒いオーラも出していないし、喧嘩するっていう表情ではなかった。

「人数と歳は?」

金髪の奴が光にそう言った。光は後ろの三人、真紀子、由梨、いぶきに顔を向け、二コリと笑った。

「自分の言葉は一切曲げないから!」

と、三人に告げた。

「もしかして・・・光!!!!」

真紀子は光の言ってる事が分かり、とっさに声を張り上げた。が、遅かった

「人数は・・・
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