ローソ
一人。歳は12だ。それと、あいつら三人は俺の喧嘩の見学。」

不良たちはその3人に目をやり、直ぐに光に目をやった。

「了解。ついてこい。」

と言い、不良たちはある所へ歩きはじめる。光はそれについていく。真紀子たちもそれに続いた。

「(光ごめん・・・ありがとう・・・)」

真紀子は歩きながら頭でそう、何度も何度も呟いていた。

光たちは、ある場所へたどりつく。

そこには何人もの不良と一人だけ偉そうにしている金髪で赤いメッシュの男。その隣には銀髪のオールバックの男と、身長が小さくて、子供のような人。
その3人がヤバイやつって言うのは子供の光たちでも1秒もしずに気づいた。
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