水色の運命
ダマって会話を聞いているだけではヒマだろうと思い

「クミは彼氏と仲良くしてるの?」

とノンは話をふった。


「まぁ〜仲いいと言うか腐れ縁みたいな感じ」

話をふってもらい嬉しかったのか
クミは笑顔で答えた。



〜♪♪♪♪♪〜


テーブルの上に置いていたクミの携帯電話が鳴った。

「噂をすれば…」

そう一言だけ言うと
電話に出た。

噂をしていたのは
"彼氏"だから、きっと彼氏からの電話だ。


ここにいる女3人は
中学の同級生。

そしてクミの彼氏の
ケンも中学の同級生。

腐れ縁なのはクミとケンだけじゃない。
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