水色の運命
そんな風に盛り上がっていたら

「おう」

と後ろから声がした。


振り返ると
ケンが立っていた。

相変わらず
服のセンスがいい。

かけているメガネが
またオシャレに見える。


「久々だね」

ケンは
ノンとアイにとびきりの笑顔をみせた。


その笑顔の後ろに
ケンの友達が2人立っている。


ノンは友達の一人をみて久しぶりに
トキメキを感じた。


180センチくらいの長身で
ケンに負けないくらい
服のセンスがよい。

何より
顔がものすごくタイプだった。


「とりあえず座れば?」

クミの声に
ボーっとしていたノンは我にかえった。
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