水色の運命
「友達の彼女も来るってことは女がいっぱい来るの?」

ノンは眉をピクッとさせユウキをみた。


「来るらしいよ」

「じゃあその集まり行かないで」

ノンの束縛は相変わらず健在。


「はぁ?女って友達の彼女じゃん」

ユウキは呆れた。


「ユウキは彼氏がいても横取りするもん」

自分のされた行為を
今になって不安に感じていた。


「友達の彼女だろ!
それにもう決定してるから無理」

そして手を横にふった。

「はぁ?
アタシと友達どっちが大切なわけ?」

ノンの質問に
ユウキはため息をついた。
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