水色の運命

アツシは元々
ギャンブル好き
女好きで
たちの悪い性格らしい。

そんな風には全く見えなかったノンは
その事実に驚きをかくせなかった。


そして
アツシはギャンブルで
借金を背負っている。


フリーターのアツシには返せる額ではない。


アツシにハマっている
アイは借金を返すため
水商売を始めた。


アイが働いてる間
パチンコ屋に入り浸り
女と遊び回っている
所を目撃されている
アツシ。


その行動を知っているのに
何も言わないアイ。



｢ケンは
それ知ってるの？｣

ノンの質問に
クミはアッサリと

｢あー知ってる｣

と答えた。


｢アイかわいそう。
どうしたらイイんだろうね｣

ノンはアイの事が心配になり
アツシに対しての怒りがわいてきた。


そんなノンの気持ちを
一瞬にして凍らせたのはクミの一言。


｢アイがバカなだけだから放っておけば？｣