水色の運命
「隣の人は名前は?」

実加の言葉にそこにいる男全員の顔色が青くなった。


「お前うっさいねん!」

和哉は実加を睨んだ。


「山田です」

その山田の言葉をきき
一番に吹き出したのは
また慎吾だった。


みんなもつられて吹き出し

「そうや!山田先輩や」

和哉は実加に言った。


実加はキョトンとしていて何がおかしいのか
分からずにいた。
< 60 / 94 >

この作品をシェア

pagetop